2005年 5月3日(火)
* みちのく桜ツーリング 5日目 *


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東北へやってきて5日目。
お目当ての桜も見て、雪のトンネルも走って、
残るは本州の先っぽの大間崎と、石川さゆりな竜飛岬。

問題は、下北半島も津軽半島もどちらも結構デカイということ。
知人の話だと青森から大間までバイクで2時間だそうですが、
観光している時間も入れるとちょっと厳しいかもなあ。

ということで、先に大間へ行って、
時間があれば竜飛まで行く事にしました。
朝6時に起きて、のんびり7時半に出発。

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青森から大間へのルートは、国道4号で野辺地まで。
野辺地からひたすら国道279を北上するのみ。
4号を走って、道路案内の看板によると、まもなく野辺地市外。
ガソリンがほとんど空っぽなので、野辺地で給油しよう。
ところが、しばらく走ってみるものの、野辺地に着かない・・・。

左側は防風林の向こうに海。
北海道のようにひたすら真っ直ぐで、店も家も何にも無く、
ややアップダウンのあるこの道は、地図で見た感じ、
どうやら通称「はまなすライン」こと、国道279号。
これをすっかり下北半島を北上し始めている模様。

うーむ。
さっきの家がちょろっと並んでいるのが、野辺地だったのか・・・。
戻るにもすでに結構な距離があるので気が進まず。
地図をみると、もうしばらく行けばガソリンスタンドがあるらしいので、
燃費計算と地図(やや古い)を信用して北上を続ける事に。

なーに。いざとなればJAFですよ。
と、楽観的に走り始めたものの、やっぱり地図が古かった。
時々出てくる地名の看板を見ると、とっくにスタンドがあると思われるところを
通り過ぎているじゃないですか。
ドキドキしながら走り続け、ここら辺でもやや街な感じの
「横浜」というところでやっと給油所を発見。

まさしく命からがらで駆け込んでみたわけですが、
給油後にお値段を聞いてびっくり!
リッター134円って、レギュラーなのに高すぎます。



ほっとして、本日最初の一枚。
こんなところにも横浜が。

給油後もひたすら国道279号で大間を目指すのですが、
思ったよりも車が多くて、あまりペースが上がらず。
これは竜飛岬は無理かもなあ。



お。津軽海峡が見えましたよ!
まもなく大間!



そして、10時30分。
とうとう大間に到着到着♪
30kmほど先には北海道かあ・・・。



お約束。
本州最北端バンディット。



大間と言えば、まぐろの街。
最北端です!興奮してます!風が強いです!
シャッター押してもらったカップルが引いてます!



「かもめ食堂」名物の大間丼。
イカとホタテの甘煮がのっております。



ごはんの後は、海を眺めたりかもめを眺めたり。
動いているやつらを撮るのはなかなか難しいです。



小さな漁港を発見。
なかなか風情があって好きです。



大間はとにかく風が強いです。
こいのぼりもこんな感じに。



フェリー乗り場にも寄ってみました。
船が止まっていたらそのまま函館へ行ってしまうのもいいなあ、
なんて思いましたが、残念。

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大間でちょっとはしゃぎすぎてしまい、時間は12時半。
竜飛岬へ寄るには少々時間が足りなさそうだったので、
下北半島を見物することに。



大間から国道338号を海沿いに南西へ。
牧場はみどり。春ですね。



佐井から薬研温泉の方へ抜ける林道「あすなろライン」が
一部ダートだけど楽しそうだと思って寄ってみたのですが、
残念ながら雪で通行止め。
そうでした。忘れてました・・・。



大間へ引き返して、来た時と同じ国道279号を走って
途中から県道4号に入って恐山の方へ。

ここの道はスピードは出ないけどなかなかリズム良く走れて、
ずっと走るうちに、バイクに気持ちよく乗るコツみたいなものを、
また何か一つつかんだ感じに。
これも、もしや恐山の土地のパワーかなにかかしら・・・。



ずっと登って、登りきって、少し下ると宇曽利山湖。
夏になるとミズバショウも咲くというきれいな湖。



でんどろでんどろ。
恐山の霊場こと菩提寺へ到着。

そんじょそこらの地面から硫黄の煙が出てみたり、
石がゴロゴロしていたり、荒涼として雰囲気ですが、
落ち着いてみれば、所詮、観光地だよなあ・・・。



恐山の境内の外にこんなものが。



思わず買ってみてしまう。
味は、うん、あんこの無いヨモギ餅ですな。

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恐山にやや興ざめしつつ、出発したのが15時。
そういえば、むつといえば、日本の原子力研究の本丸。
地図を見ると、六ヶ所村の原燃PRセンターでは、
「原子燃料サイクルに関する役割やしくみをわかりやすく紹介」
と書いてある。
ほうほう。これは面白そうだ。

というわけで、むつから国道338号を海沿いに、びゅいんと走って、
あっと言う間に六ヶ所村へ。
のはずでしたが、微妙に道に迷ったりして思いのほか遠い・・・。

六ヶ所村は南北に30km、東西に15kmと結構広いのですが、
人口1万人ほどしかいない、農業と漁業の村。
その、北の果ての村に突如、場違いに広くてきれいな舗装路と、
高いフェンス越しに巨大施設が現れます。

一見、関東の工業地帯のように見える景色なのに、
人も車もほとんどいない。
これはかなり異様です。



16時45分。やっと原燃PRセンターに到着。
よーし、私もPRされちゃうぞ!

と意気込んで乗り込んでみたのですが、入り口からは、
蛍の光のメロディーが・・・。
残念、17時で閉館な模様。

これは悔しくてたまらない。
このまま手ぶらで帰れるか! というわけで
原燃の自慢の「原子燃料サイクル施設」を眺めに行く事に。



原子燃料サイクル施設の正門前にて。

バイクを止めるなり、100mほど先に見える警備員の詰め所から
警備員が2名飛び出してきまして、なにやらこちらを伺っている様子。
私がカバンからゴソゴソとカメラを取り出し、構えた途端、
なんと、警備員の一人がこっちへ向かってダッシュし始めたでは
ありませんか・・・!

もしや、テロリストと間違えられた?

慌ててシャッターを切り、カバンにカメラを放り込んで、
カバンを閉めるのも忘れて、バンディットにまたがり発進。
暫く走って後ろを振り返ってみましたが、追っ手はないようだ。

あー。びっくりした。
ちょっと不謹慎だったかなあ・・・。



逆光でわかりにくいですが、広い道路脇に、風力発電の風車が並んでみたり
プレハブのアパート?みたいなものが延々と並んでみたり。
夕陽の中ということもあり、やや不気味。



小川原国家石油備蓄基地。
51基のタンクに日本の一週間分の石油を備蓄しているそうな。



野辺地湾に沈む夕陽。

さて。そろそろ帰ろうかしら。
色々な所へいったなあ。楽しかったなあ。
さらば、東北。ありがとう。

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と、思い出に浸りながら、ゆっくり温泉にでも入り、
東北最後の夜を過ごしたかったのですが、ここで問題が。
そう、宿が取れなかったのですよ・・・。

これから青森に戻るのも、関東に帰るには遠周りだし、
それなら八戸にでも行って宿を探そうかしら。
と、うだうだ迷っていても仕方ないので、
とりあえず国道4号を東京の方へ南下開始。

走っていると、私の持っている地図には載っていない、
道の駅「十和田」があったのでそこで仮眠することに。
他のライダーも寝てるしちょうど良いかな。

しかしそれもつかの間。
22時で道の駅も戸締りをするというので、追い出され、
しかたが無いので、そのままお風呂屋さんへ寄ったりしながら
再び4号を走ることにしました。

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本日のここまでの走行距離 415km



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