みちのくへ来て3日目。 今日はいよいよ今回の旅の標的である角館へ。 朝6時に起床して、ちゃんと映らないテレビで まずは天気予報をチェック。 旅に出た当初の天気予報では、今日あたりから雨の予報。 昨年の雨の九州を思い出して不安に思っていましたが、 今朝の予報ではなんとか持ちこたえてくれそうです。 なにせ雨のツーリングは、つまらないどころか 涙が著著切れんばかりの、ひたすら苦行なのです。 そして今回は桜が散ってしまわないかも心配だったので、 思わず軽くガッツポーズ。 今回お世話になった秋月旅館さん。 朝7時過ぎに出発し、国道46号を角館に向かって10kmほど引き返し。 道沿いには朝早くから「スピード落とせ」と書いた看板を持った人が 角館のすぐ近くまでの間に、老若男女何人も立っていてちょっと不気味。 どうやら町ぐるみのなんかの運動な模様。不気味だ。 でも確かにみんな飛ばしてるからなあ・・・。 というわけで、ちょっとのんびり走行。 <><><><> 7時30分頃、角館に到着・・・。 っていうかこれは一体なんなのだ! 町に入るちょっと手前から朝の東北らしからぬ大渋滞。 車の脇をすり抜けて渋滞の先頭へたどり着いてみると、 角館町内の駐車場待ちの行列でした。 有名な武家屋敷前の駐車場なんかはすでに一杯。 町の中も車と人でおお賑わいで、パトカーが 「ここは駐車禁止です!」と言いながら巡回中。 朝早くに行って人のいないうちにじっくり桜の写真でも 撮ろうと思っていたのに、見事に出鼻をくじかれましたよ・・・。 恐るべし、角館・・・。 伊達にJRがCMしてませんね。 なんとかバイクが停められそうな場所を探して、ほっと一息。 日本中いたるところで桜は咲いていますが、 私は川沿いのが一番好きです。心が洗われますね。 有名な桧木川堤の桜並木。全長1950m! 川沿いにちょっと歩いてみる。 もっと、ばあっと咲いているのかと思ったけど、なんだかイマイチ。 なるほど。 残念ながら、まだまだ二分咲きといったところでしょうか。 なんでも今年は開花が遅かったそうですね。 お次は武家屋敷群へ。 おっ。 このロケーションはJRのポスターでも使われていたものと 多分同じなのではないかな? と思い、プロの技に挑戦すべく、 ばんこを薬味に加えて記念撮影してみるものの、 なかなか車と人の波が途切れずじまいで惨敗。 武家屋敷と枝垂桜。 角館は枝垂桜もあちらこちらで見事な花をつけております。 武家屋敷を見物したり桜を眺めたりした後は、 角館名産「もろこし」をお土産に購入。 もろこしというのは、とうもろこしとは関係なくて、 あずきで作ったきなこみたいなものを固めたお菓子です。 試食したら、なかなかおいしくて、しかもちょっと珍しいので いっぱい買ってクール宅急便にて自宅へ発送。 日々の雑踏から抜け出して、田舎に来たはずなんだけど、 なんだか人に酔ってしまったので、先ほど桜を眺めた河の対岸へ。 こちらはお祭り騒ぎの街中と違って、とても静かです。 角館で、そよそよ。 時刻は早く10時半。 昨日の反省で今日の宿は朝のうちに確保しておこう、 というわけで、奥入瀬のユースホステルを予約して、 さて、そろそろ参りましょうか。 <><><><> 角館の町を抜け出して再び北上。 今度は国道105号→県道60号を走り15分ほどで、 日本一深い湖(水深437m)、田沢湖の西側へ。 観光バスやら車に囲まれてノロノロという印象でしたが、 時間を見るとあっという間です。 湖畔でまず目に付いたのが、この辰子像。 この金ピカで裸体なお方が何者なのかは、忘れちゃいました。 まあ、どうでもいいか・・・。 向こう岸に見えるは、秋田駒ケ岳。 ふもとには乳頭温泉があるらしい。そこも行ってみたいなあ。 <><><><> 辰子の隣にある浮木神社で御参りした後は田沢湖の湖畔を ぐるっと走って東側へ回り、国道341号に合流。 ここからしばらく給油できなくなるので、念のため給油して、 八幡平の入り口を目指してぐいぐい北上。 国道341は玉川沿いに秋扇湖、宝仙湖、と大きな湖を望む景色が良し。 道路もきれいで空いており、ハイスピードのワインディグが楽しい!。 玉川ダムの下に降りられるようなので、ちょっと寄り道。 狭い急坂を下っていくと、おお! 大迫力の水力発電所の雄姿が目前に・・・。 発電所の前は大きな運動施設になっているのがまたスゴイ。 宝仙湖のエメラルドグリーンの湖面は鏡のよう。 雪が音を掻き消しているからなのか、昼間とは思えない静けさ。 宝仙湖を通り過ぎると、打って変わっての山岳ルートに突入。 高度が上がるたびに道路脇の残雪の高さもどんどん増して行きます。 この東北の異国情緒っぷりにすっかり大興奮。 12時半ごろ、八幡平アスピーテラインの入り口に到着。 ここもぜひとも走りたかった道なので、とうとう来たぞ! という感じ。 そりゃ記念撮影だってしちゃいます。 と、大興奮な私ですが、そこへ水を差すのが観光バスと、 大きい四駆やらライトバンの作り出す長蛇の渋滞・・・。 時々そんなのに遭遇しながらもめげずに走っていると、 おおう! バンディットが、ちっこいです! やるねえ、秋田県! そして雪の大トンネル! そしてアスピーテラインの最高所、見返り峠に到着。 いえいえ、スキー場ではないんですよ。 あくまでただの駐車場なのです。 どうやら、ここから山の斜面をずざーっと滑り降り、 はるか下の方でバスに乗ってまたここに戻ってくる人達が 大勢いらっしゃる模様です。 ゲレンデにバイクが・・・? の図。 雪の斜面を上がったところの展望台でちょっと休憩。 あんなところを走ってきたのだなあ・・・。 靴底ツルツルのブーツだとちょっと登りづらかったのですが、 下りはスキーの要領ですいすい♪ <><><><> 八幡平の眺望を堪能した後は、今度はアスピーテラインの 東側を一気に下って岩手県へ。 こちら側は秋田県側よりもハイスピードのワインディングで、 あちらこちらにブラックマークが残っているあたり、 夜な夜なクルマで攻めている人がたくさんいそうです。 下ったところでお昼でも食べようと思っていたら、 ちょうどいいところに道の駅のようなものが。 松尾八幡平ビジターハウスという出来て1年ほどの新しい施設で、 内容は道の駅とおんなじような感じです。 ここの食堂でマスの親子丼を注文。 イクラとか刺身とかには全く興味がないのですが、まあ記念に・・・。 値段の割りに豪華でうれしい。 食後にソフトクリームを食べて休憩した後は、 今度は八幡平樹海ラインを登って再び、見返峠へ。 こちらは展望はイマイチですが、他の車がほとんどいないのが快適。 でも、食事と走りでおなか一杯になったせいか集中力が途切れ気味に・・・。 あぶないあぶない。 そして見返峠を超えて、再びもとの秋田県側まで。 <><><><> やっとこさ秋田県側のアスピーテラインの入り口に戻ると 早いもので時刻はすでに16時。 精神的にも肉体的にもなんだかすっかり満足してしまい、 もう布団で横になりた〜い・・・という気分。 あとは国道341号を十和田方面へ走って、奥入瀬のユースを目指すのみ。 途中、秋田名物きりたんぽを売っている出店がありましたが、 時間も無いのでまた今度食べようと、先を急ぎます。 アチチ! 代わりに、道の駅「かづの」で食べた、味噌たんぽ。 十和田で国道103号に入って十和田湖の方へ。 ここもなかなか走り堪えのある峠ですが、 日が暮れてきてそれどころじゃない感じ・・・。 発荷峠から望む十和田湖。 時刻は17時半。 ユースの夕食は18時からの予定だったので、勿体無いけど、 ですが夕暮れの十和田湖の景色にも奥入瀬渓流にも目もくれず、 かっ飛ばしてなんとか18時ちょっとすぎぐらいに到着。 <><><><> 夕食後、宿のご主人が、宿泊客の何名かを近くの旅館にある名湯、 「蔦温泉」に車で連れて行ってくれました。 雰囲気のある老舗旅館の中にある、総ブナ作りの温泉は、 木の香りが心地よいだけでなく、湯船の真下から源泉が沸いている というからポイント高しです。 湯船の底の板の隙間から、時々ボコボコっと泡がでたりして、 なるほどなあという感じです。 <><><><> そんなわけで、今日は移動ばかりの昨日までと打って変わって、 今回の旅の目玉が一気に2つもやってきて、かなり堪能しました。 まとめがヘタなせいもありレポも長くなってしまったなあ・・・。 明日はまたまた大物。 弘前の桜まつりを見に行ってきます。 というわけで続きます。 <><><><> 本日の走行距離 287km