<> マフラー交換 その3 <> 



外れてしまった位置決めのツメをバイク屋さんに溶接で直してもらったのですが、
ロウ付けだったのを溶接にしたので、ちょっと汚くなってしまいました。

後日、ホームセンターに行ってみると、ロウ付けに必要な心材と、
ガスバーナーが売られていまして、溶接頼むのと値段もあまり変わらず。
腕に自信があるならそれでも良いですね。
溶接の道具も売られていましたがコレは高め。

ちなみに私は学生のときに実習で溶接、ロウ付けやりましたが、
めちゃめちゃ難しかった事を記憶しております。
ということで素人にはオススメできません。

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デュプレックスチャンバーがはまらない理由を考えてみることに。
よーく観察してみたところ、大げさに言うとどうもこういう事らしいのです。



逆に、もう一方のチャンバーは差込口のパイプが狭まっていました。
前オーナーが取り付けた際に、ちょっと無理して取り付けたために、
真っ直ぐでなくなってしまったのかもしれませんね。
前述のようにチャンバーは組み立てるのも大変なぐらい、
きつくはまっているので、もはや分解不能。

ということで、ゴムハンマーで叩いて(あくまで軽くですよ!)
パイプが真っ直ぐになるように調整してみたり、
「差し込めなさそうだが」の部分をもっと奥まで差し込もうとしてみたり
すると、かなり無理やりな感じはするものの、チャンバーを先に取り付ければ、
エキパイがエンジンになんとか付くようになりました。
(え? 本当?)



次は、今までの失敗の経験を生かし、液ガスを塗ったりする前に、
仮組みして、すべての部品がちゃんと付くかどうか確認。
エキゾーストガスケットをつぶさないように、ねじは手締めで。
ちなみに、フランジの落下防止には大きめの洗濯バサミがぴったりです。



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さてさて。
いよいよ本組付け!

デュプレックスチャンバーをエキパイにはめて(バネとガスケットはまだ)
エキパイをエンジンへ取り付け。
(エキパイのエンジン側の先端がなるべく水平になるように注意です)
ノーマルマフラーの場合規定トルクは23N・mですが、
フランジが反り過ぎてしまうと怖いので21N・mにしました。

次にデュプレックスチャンバーを一旦引っこ抜いて、ガスケットを装着。
組んだ時に隙間が出来そうな部分には一応液体ガスケットを薄く塗布しました。



バネでチャンバーを固定します。
バネを引くとチャンバーが引っこ抜けてしまうので(一度やりました)
あらかじめ紐か何かでチャンバーをエキパイに縛り付けておくと良いと思います。



チャンバーをつけたら今度はサイレンサーを取り付けます。
サイレンサーにバンドを取り付け、タンデムステップに固定して完成!
と思ったら、ちょっと待った。
またまた問題が2点発生しました。

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1つ目はサイレンサーバンドのサイズ。
用意した直径110mmのものでは写真のように大きすぎます。



その前に間違えて買った(笑)、100mmのものだと小さすぎるし・・・?
Bandsで聞いた情報だと、どうやら正解は直径10.5mmだそうです。
バンドは頑丈に出来ており、無理やり曲げてサイズ調整するのは困難な感じ。

というわけで110mmのバンドを使用することにし、
隙間はとりあえず100mmのバンドに付属していた耐熱ゴムをで埋めました。
しかしやや緩いです・・・。
心配なので、後で耐熱ゴムを探してきて調整したほうが良さそうです。

2つ目の問題は、良く見ると、このままではリアサスがストロークしたときに、
スイングアームにサイレンサーが当たってしまいそう! ということ。
ノーマルサイレンサーは、当たらないようにステーの位置がオフセットされています。
というわけで、ホームセンターで売っているゴム板で20mmのスペーサを作成。
長さ60mmのボルトと組み合わせて取り付けました。
本当は70mmでトルクスボルトが良かったのですが見つからず。

リアサスを沈めたり、サイレンサーをゆすってみたりして、
サイレンサーとスイングアームが干渉しないかチェック。
ふむふむ。まあ大丈夫そうですね。



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そして。
お待たせいたしました! やっと装着完了!
丸1日寝かせて液体ガスケットが硬化するのを待つだけです。



前から。
ノーマルマフラーのうねんっと曲がったエキパイが好きだったのですが、
デュプレックスサイクロンもその面影を残していて良いです(^-^)v



後ろから
サイレンサーとスイングアームの隙間があと5mmぐらい欲しい感じです。

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さてさて。
数日後、エンジン始動して排気漏れをしていないか確認。
アイドリング音やブリッピングしたときの音を聞いて、
おかしくないかチェックします。

以前、ノーマルマフラーを取り付けた時に、
エンジンとエキパイの継ぎ目から排気漏れをしたことがあり、
そのときはバラバラという感じで1気筒死んでいる時のような音がしたり、 変な匂いがしました。

他にも、無風の状態で、お線香をパイプの継ぎ目やエンジン付近に近づけて、
ブリッピングするたびに煙が動いたりするようだと、
排気漏れしている可能性があります。
タバコを吸う人はタバコの煙でチェックできますね。
とチェックした感じ、問題無さそうです。

さらに走行して様子を見た感じ、予想より音がでかいのには、
ちょっと困りましたが、調子良さそうです。

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というわけで。
とうとうとうとう完成です(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)

たかだかマフラー1本付けるのに3ヶ月。
部品壊するわ溶接するわ、バンド買いなおすわ
自分でもびっくりの波乱万丈。
レポも3ページで、ぐちゃぐちゃになってしまいました。

応援してくださった皆さん、溶接してくださったむと〜さん。 どうもありがとうございました。

そしてめげずに(?)レポを最後まで読んでくださった皆さん。
どうもありがとうございました。
少しでも、これからマフラー交換しようという方々の、
「悪い見本」になれたら光栄です。


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