今日は一昨日と同じようにすばらしい天気。ちょっと暑いぐらい。 8時ごろ祖母宅を出発。 表六甲道路→六甲山トンネル→六甲北道路と有料道路を40kmばかし走って 三田の街へ。これだけ走って350円なら大変お得かなと。 三田は祖父の墓参りに何度か連れられて来た事があるので 何となく見覚えがある。 バイクで走っていると、あ、ここ知ってる! という時がよくあります。 そこが遠い場所だったりすると、ここまで自分で来たんだなあと、 なんだかシアワセに思えてしまうのは私だけかな? 県道49号線を篠山を目指し北上します。って、どうって事ない写真ですね・・・ <><><><> 10時45分、篠山に到着。 篠山は昔の町並みが残る元城下町。 ここも幼い頃に訪れ、田園の中に大正・昭和を思わせる家屋が調和した 不思議な風景に感動した記憶があるのです。 篠山城跡です。 これもイマイチな写真でごめんなさい。 記憶にある城跡よりなんだか大きいくてびっくりしてしまう。 桜の名所だそうですが、流石に今は散ってしまったあとでした。 建物はなくなってしまい、書院と城壁が残るのみ。 残念ながら書院は木曜休館日でした。 ブレてしまいました・・・城の隣には堀を挟んで学校。綺麗だなあ。 街のいたるところにトトロの看板。 トトロを轢いてしまっては大変。これなら安全運転も出来ようというものですな。 河原町妻入商家群。ちょっと無理やりだけど、今でも旧街道の面影が。 本屋さんもこんな感じ。 薬局と愛車。なかなかお似合い。 大正ロマン館。 もともとは篠山町役場。現在は観光案内所になっていて、自転車も借りられます。 ゆっくり街を見るなら自転車もいいかも。
浮かれて街を歩き回っていたらお昼を過ぎてしまいました。 商店街にある「大手食堂」さんがおいしそうだったのでそこで昼食。 篠山牛を使った牛トロ丼というのがあり、何だろう?? と注文。 答えは牛のタタキの載ったトロ飯。 アツアツごはんとひんやりしたとろろとタタキ。 暑くてくたびれた身体に染み渡るおいしさです。 高菜の漬物も食べ放題で、これで900円なら安い。また食べたい。 食後は「黒風堂」というアイス屋さんで黒豆のアイスを食べました。 丹波は黒豆が名産なのです。これまたとてもおいしい。
<><><><> すっかりまったりしてしまい、気づくと2時になっていました。 再び気合を入れて天橋立のある宮津を目指さなければ日が暮れてしまう。 というわけで、宮津まで約70km、ひたすらは走るだけになってしまいました。 宮津に到着したらもう夕方でした。 行き当たりばったり旅行なのでもちろん宿は取っていません。 テントは持ってきたんですが、キャンプしている人は一人もいないし・・・。 というわけで、まず宿を探す事に。 駅にある観光案内所で民宿を手配してもらいました。 宿に荷物を置いて、夕食まで天橋立の中を散歩してみることにしました。 実は私は数日前まで天橋立という単語を知らなかったのです。 友人に旅行に行くって話をした時に、「天橋立みるんでしょ?」と言われて 初めて知りました。日本三景を知らないとは非常識な男・・・。 で、中から見てもよくわかんない・・・ただの松林。 散歩するには良さそうかな? 実際犬の散歩している人がたくさんいました。 散歩してみると、日本名水100選に選ばれたという井戸があったり 茶屋があったり、トイレがあったり、原付が走っていたり・・・。 想像していたイメージとだいぶ違います。鎌倉の八幡宮の中を歩いているみたい。 古い松が沢山あって、与謝蕪村が絵の練習に通ったという木もあります。 ちなみに、一人で歩いても面白くもなんともありません・・・。 天橋立神社。これもまた予想に反してひっそりとした面持ち。 人もほとんどません。こういうの好きですけどね。 ここで疑問。何故に日本三景? 先ほども書きましたが、この時点で私は天橋立が何なのか全く分かっていません。 松林である事も知らなかったし。 え? わざわざみんな散歩に来るわけ?? と(笑)。 この日はぶらぶら散歩した後、ふーんそういうものか、と宿へ帰ります。 民宿は街で一番安いところだったので、とてもボロく 最初見た時ははちょっと不安になりましたが(ごめんなさい) おじいさんおばあさんがいい人で、ごはんもおいしかったです。 夕食後は駅前の温泉へ。ナトリウム炭酸水素塩泉。 気持ち良いのですが、ちょっとぬるめ。 なにやら浸かっていると肌がヌルヌルした感じに・・・ 美肌の湯だからだろうか? お風呂の後は、ビールを飲んで明日の計画を立てて寝ました。 ぷはー。おやすみなさい。 <><><><> 本日の走行距離 207km