<> ほっさん物語 <>

* 第1話 ホス母捕獲される *

犬は人生の最良の友。
(人によっては猫だったりしますが)
我が家にほっさんこと、ホスがやって来てから今までのお話を
ちょこっとさせていただきたいと思います。

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話は昔々、私が中学生の頃に遡ります・・・。

我が家ではホスと出会う以前にも犬がいたのですが、
彼らとお別れしてもう4年も経ってしまい
ずっと寂しい思いをしていたのです。

あーあ。
犬が飼いたいなあ。柴犬かわいいなあ。
私と妹がそう駄々をこねてみるものの、
ペットは生き物です。
そうそう無責任に飼い始めるわけにも行きません。

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さてさて。
妹の友人Aさん宅には一匹の白くて大きい犬が
住んでいました。
シロさん(科名)、雑種、♀です。

ある夏の日の事。
雷の音にびっくりしたシロさんは混乱状態に陥り、
こともあろうにAさん宅を脱走してしまったのです。
これは一大事です。

数日後、必死の捜索の結果、
「シロを見つけたので捕まえた」
という情報があり、早速Aさんの母上が迎えに行ってみると

ぜ、全然違う・・・(涙)

確かに捕獲された犬は、白い雑種のメスなのですが、
全然似ていません。大きさもだいぶ小さいですし。
しかし、捕獲した家では飼う事は出来ないので、
貰い手が見つからなければ保健所へ・・・とのこと。
シロさんとは似ても似つかない犬だったのですが、
このまま放っておくのはかわいそう・・・。
そう思ったAさんの母上はその子をつれて帰ってしまったのでした。

うーん。それにしてもこの犬。
何故か妙に太っていたのです。

も、もしや・・・?


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