今週末は、毎年恒例となった、 中部やら関西のバイクな人達と集まって 温泉に入ってお酒を飲むツーリング。 その名も 「酔いどれツーリングオフの第四弾、ポロリもあるよ@寸又峡」 って長いから「ヨイポロ」でいいや(笑) 静岡県は大井川の上流にある寸又峡は 日本随一のお茶の名産地である川根の奥のほうの 文字通り秘境にある温泉街なのだ。 この大井川を上流まで溯る旅は、 昨年のゴールデンウィークにやったので ただ行ったのではつまらない。 そんなわけで私は 山梨の本栖湖からR300で身延の方へ降りて 雨畑井川林道の山伏峠経由で井川へ抜ける やや変態ルートで宿直行することにしました。 雨畑井川林道はかつては10km以上のダートを誇る オフの本格派と聞いたけど、今は舗装化が進んでいるとか。 それでもちょっとはダートが残ってるらしく GSX-R1000には嫌な顔されそうですが超楽しみです♪ <><><><><> ちょっと寝坊してしまったせいもあり、 山中湖や河口湖のあたりの大渋滞にウンザリさせられましたが 本栖湖から先のR300は走り易い急勾配ダウンヒルで気分爽快。 ここも楽しみにしてたのだ。 11時ごろ。 あまりの暑さにフラフラになりつつ、 身延の道の駅「富士川ふるさと工芸館」でお昼にざる蕎麦。 蕎麦はなかなかおいしいのにつゆが・・・。 こっから先の県道37号、810号がお待ちかねの雨畑井川林道。 井川まで無給油状態が50kmは続くので給油して挑む。 期待通りこれぞ舗装林道!って感じの荒れた路面で、 峠を攻めるとかとてもそんな気分とは程遠く。 陥没とか砂利とか石とか小川を避けたりして ぐいぐいと2000m級まで高度を上げる。 時折クラリとくるような谷底が顔を見せてテンションが上がります。 なるほど山梨側は完全舗装とあるけど ホント驚くような山奥までぽつりぽつりと集落があって 納得出来る出来ないような・・・。 思ったよりも結構ハードでGSX-Rの厳しいポジションと 標高が上がっても全く手を緩めない暑さに閉口して 修行僧のように無心になって走っていくと、お待ちかねのダートが出現。 静岡側だ! と、そのダートも1km程度しか残っておらず、やや拍子抜け。 が、その代わりに、ダンプカーが目の前で作成していった 厚さ30cmほどもあろうかという土の絨毯が出現。 舗装工事の真っ只中らしく、そんなわけで休憩。 どうしようかと思いましたが、 作業員のおいちゃんと世間話をしている間に ゴゴゴゴっとローラー車が固めてくれました。 その先の道は舗装も比較的新しくなかなか快適。 ゲートの先の山伏峠は景観も良くて大変満足でした。 静岡側の下りは、ちょっとハードでした。 山梨側とは比較にならないほど荒れていて 疲労もたまっていたので正直しんどかった・・・。 井川湖のほとりに辿り着くと今度は次のお目当てである 畑薙第一ダムを目指してこれまた延々と舗装林道。 ここは大井川のクルマで行ける最上流地点なのだ。 畑薙第一ダム(><) 中空コンクリート重力式ダムで高さ125メートル。 この型式単体のダムとしては堤高が世界一。 超かっこいいよ! 人っ子一人いないのもいいね。 ダムの奥は南アルプスへの登山道の入り口。 ここから先は一般車通行止め。 ハイハイ、通りませんよ(笑) 畑薙第一ダムさんにハアハアして満足した後は 寸又峡を目指して川下へ下る下る・・・。 井川湖にかかる大きなつり橋、井川大橋。 ここはナント、2トンまでの車両が通行可能。 もちろんバイクも!って事で渡ってみました。 こうやって見ると高いなあ。 ちょっと混んでいたので走行写真は撮れず・・・。 寸又峡への道のりはなかなか険しかったです。 よくまあこんな山奥に人が住んでるものだと感心。 (お、今日2回目だ) 今夜の宿の「深山」さんにつ着くと shachiさん、kamiさんが既にお風呂上りでお待ちかね。 私もひとっ風呂浴びて上がると、chan!さん、rioさん、kaysさん たにさん、たけじゅんさん、しげたん、ベルさん、炭さん、剛さんが到着。 お風呂はかけ流しで、ぬるめでヌルヌルのお湯が大変けっこう。 ご飯は、鹿とか猪とか鱒とか山菜とか、山の幸いっぱいで これもとても美味しかったです。 (ブルーベリーの天ぷらのようなものは一体?) 今年はなにやらネガティブトークで盛り上がったり(?) なにやらオフ車もまもなく手に入って 独身生活まっしぐら猫まっしぐらな私の この先の人生についてありがたいアドバイスをいただいたり。 けど、だって、心のインポテンツなんですよ!(苦笑) なにはともあれ、みなさん、お元気そうでなによりでした。 まあ、歳は取ってしまいましたが・・・。 そんなわけで、また翌日に続きます。 <><><><><> 本日の走行距離 245km