2005年 6月19日
* 頭文字 "B"andit! 群馬ツーリング *


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地図

地図はおなじみのアトラスさんから。

さてさて。
今回はしげの秀一先生の「頭文字D」でもすっかりおなじみの
走り屋の聖地、群馬県へツーリングです。

峠あり、温泉あり、うまいもんありと、群馬は走り屋さんのみならず、
ツーリングにもうってつけの場所なようですが、
実は昨年に草津に行ったのが初めてで、私にはほとんど未開の地。
今回は初心者向けというわけで頭文字Dでも登場する、
有名どころを中心に回ってみました。

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午前5時45分に出発。
これは近所の鎌倉宮にて。まだやや薄暗いのだ。

最初の目的地は赤城山。
今回はいつもの下道主義とはと方針を変えて、
横横道路→第三京浜→環八→関越と高速をバンバンと駆使。
何故なら観光客が来る前に赤城山を楽しみたかったのです。
(って、その程度のは主義って言わないのか・・・)

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午前8時には関越の赤城に到着。
なんだか天気が悪いなあ・・・。

ここから赤城道路、通称「空っ風街道」を走って赤城山へ。
ここは北海道みたいに畑の中を緩やかなアップダウンを繰り返す
長い長い直線が続いていて気持ちいいです。

ところが途中でガソリンを入れようとしたら道に迷ってしまい
さらには雨が降り出す始末・・・。
ここで帰るのは悔しいので、とりあえず赤城山を南側から登ってみると、
幸い途中からはとてもいい天気でした。

しかし、道に迷ったせいで、すでに大渋滞。
山頂の大沼周辺は有名なツツジを見ようと観光客でごった返しております。
そんなわけで、楽しみにしていた聖地、赤城でしたが
現実との差にちょっとがっかり・・・。

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人ごみを避けて、赤城山頂駅跡へ。
ここはかつてはケーブルカーがあったようですが、
今は廃業してサントリーのビアホールになってます。
写真に見えるのは大沼。
ここまで蛙の声が聞こえてくるのにはビックリです。



・・・。

ビアホールでは、近くから湧く「御神水」で作ったビールやら
コーヒーも飲めるらしいですが、おばちゃんが無愛想なのでパス。



特に意味は無いですが記念に一枚。

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登りは南側からだったので、下りは赤城山の北側を走ってみることに。
こちらは観光バスで一杯の南側とは違って、車も少なく、
キャッツアイもゼブラもない、気持ちの良い道路。

すれ違うのも、バイクはガンマにTZRにR1、
車はランエボ、インプレッサ・・・。

そうです。
観光以外の目的でびゅんびゅんと山を登ったり下ったりする人達は
こちら側に集まっているようです。

ほほう。
ここが「プロジェクトD」リーダーの高橋亮介率いる
「赤城レッドサンズ」のホームコースでありますか!

というわけで、地元のライダーに混じりながら、
もといバンバン追い抜かれながら赤城山を堪能いたしました。

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赤城山を下った後は、赤城西麓広域農道を南下して渋川まで。
ここも北海道的風景で気持ちが良いです。



ずびゅーん!

こんなストレート以外にも、適度にワインディングもあって快適。
ただし、ツーリングマップルに書いてある通り、
路肩の浮砂には本当に注意。

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渋川から県道15号を伊香保方面へ。
付近には、噂に聞いたことのある「性の科学館」?とか、
「珍宝館」とかネタになりそうな施設が何故かたくさんあるのですが
一人で行っても仕方が無いので、華麗にパス。



途中で上州三大うどんの水沢にてお昼ごはん。
ここは日本三大うどんのひとつでもあります。

県道15号沿いにもお店が10店ほど並んでおり、
どこに入っていいのかよくわからないので、写真の岩戸屋さんへ。



山菜もりうどんを注文。
水沢ではうどんの汁は胡麻だれというのが特徴らしく、
麺は歯ごたえたっぷりで男らしい印象。これはなかなか好みです。
山菜の煮物がまたまた旨い♪
とても気に入ったので、お土産に麺を買って帰りました。

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水沢から走ること数分。
お次は万葉の頃から伝わる名湯、伊香保に到着。
急勾配な斜面に開けた石段の温泉街の風景が特徴だそう。



伊香保と言うと2004年のインチキ温泉騒ぎは記憶に新しく、
せっかく来たのだから、やっぱり掛け流しに入りたい、
というわけで、急斜面を駆け上がり、伊香保最上部の源泉まで。



バイクを降りてちょっと歩くとこんなものが。
バス停、ではなくて、飲める温泉。



こんこんこん。 というか、じょばじょばと湯が流れ出ております。
備え付けのマグカップで飲んでみると、そのお味は・・・。
塩っぱ苦くて、筆舌にしがたく不味いです。



町営温泉に到着。
ここは正真正銘の源泉掛け流しの露天風呂。
雰囲気もよろしくて、たいへんいいお湯でした。



温泉の横にはアノお方が!
草津にも像があったベルツ博士。
日本の温泉の効果を広く世界に広めた功績がある模様。



ここが伊香保のお湯の元。
ガラス張りのドームのなかからもうもうとお湯が沸いてます。

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温泉で休んだ後は、いよいよ頭文字Dの主人公、
藤原拓海のホームコース、榛名へ。
伊香保から榛名までの峠はリズム良く走れておすすめ。



榛名湖へ到着。
リアシートにくくり付けてあるのは、お土産のうどん。

榛名湖からは県道33号を松井田方面へ下って下って。
ここらへんは道幅狭く、路面も荒れてます。

途中の榛名神社には「高橋亮介と付き合いたい」とか
「拓海になりたい」とか血迷った絵馬があったりしますが(笑)
なんだか悪いので写真は無しです。

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イニシャルDツアーもいよいよ終盤。
赤城、榛名、と来て、最後は妙義です。



体育会系R32使い、中里毅のイメージとは違って
まずは道の駅で紅芋ソフトクリームを。



うんまい。



妙義山はお天気が悪く、人も少なく、山はご覧の通り、
のこぎり上でかなりおどろおどろしい雰囲気。

ツーリングマップルによると妙義神社は庭園が美しいとの噂ですが、
時間の都合上、今回はパス。



妙義神社より南側は、急斜面、タイとコーナーの連続で、
路面も悪いんですが、ブラックマークがたくさんついていて、
どうやら車の人は夜な夜なこちら側を走っている模様ですね。

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さてさて。
時刻は早くも15時半ごろ。

すっかり堪能したので、ここからはひたすら帰り道。
妙義山を下って、国道254→国道16号→保土ヶ谷バイパス。
で、21時40分に無事帰宅しました。

国道254は結構混雑していて、あんまりオススメできないですね。
国道17号にで出てしまった方が良かったかも。

というわけで、今回は群馬の山を走って走って走りまくり。
おいしいうどんも食べたし、温泉にも入ったし、大満足でした。

今回の調査で群馬が噂どおりのツーリング天国だということが
よくわかりました。また行きたいです。

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本日の走行距離 563km

今回も読んでくださった皆さん、ありがとうございました。



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