2003年 7月20日 * 佐野ラーメンツーリング * |
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今年の3月頃、大学最後(人生最後?)の春休み中に、 友人とツーリングにでも行こうと画策したのですが、 そのとき誘った友人のぽちとま氏も私も大型2輪教習へ通い始めてしまい、 2人ともそっちに夢中になっているうちに春休みが終わってしまいました。 そんなわけで、今回は1ヶ月以上前から計画を立てて予定調整。 私、ぽちとま氏、ないんあーる氏、BB氏の4名で行く事になりました。 全員同じサークルに所属していた仲間。 ぽちとま氏は同期、ないんあーる氏は先輩、BB氏は後輩です。 行き先は栃木県は佐野市。 佐野といえば、佐野ラーメン! なのかどうか分かりませんが、 私はいつも食べる事ばかり考えているので、とにかくラーメン! あ、そうそう。厄除け大師もありますね。 ちなみに、佐野の場所がわからないという方は >>こちらをどうぞ。 私以外の人は千葉県民、大学も千葉県にあるので、 朝9時に学校の隣のコンビニに集合。 9時半出発、昼に佐野到着して、ラーメンを食べ、厄除け大師にお参り。 後は未定という計画(というほどではないが)。 <><><><> 今年は7月下旬になってもまだ梅雨が明けず、 ツーリング当日の天気がずっと気になっていました。 前日の天気予報を見ると、降水確率50%・・・これは無理かな。 しかし、ここ最近の天気予報はあまり当てになりません。 多少の雨なら決行、朝6時の時点で駄目なら中止。 ということになりました。 さて当日、目を覚ますと外はどんより曇り。でも雨ではない。 このまま降らない事を祈りつつ、6時半に千葉へ向かって出発。 ところが! 走り始めて10分でぽつぽつと雨が降ってきました。 なーに、大丈夫! と強気で走りつづけます。 しかし雨はやむことなく、川崎を通る辺りでたまらず雨宿り。 ここまで来てしまっては中止にするのももったいない。 いや、雨だってきっとやむに違いない、ということで カッパを着て、気を取り直し、再び走り出します。 でも、強気で行き過ぎました。服が既にびしょんこです・・・。 走っているうちに雨雲を追い越したのか、千葉県に入る雨は降っていませでした。 カッパのチャックを半開きにして濡れた服を乾かしながら湾岸道路を快走。 なつかしの母校のある船橋へ着いたのがちょうど9時ごろ。 左の写真で、左側からBB氏のエストレヤ、ないんあーる氏の9R 私のバンディット、ぽちとま氏のクラブマン 集合場所のコンビニで、友人たちと再会を楽しんだのもつかの間 やっぱり、というかなんというか、雨が降ってきました・・・。 しかしここでも強気。かっぱ着用してどしゃぶりの雨の中、予定通り出発しました。 八千代市あたりで国道16号に入り、野田方面へと北上。 16号に入って数キロ走ると、晴れていました。 さっきのどしゃぶりは嘘のような晴天。雨の降った気配もありません。 真夏に全身カッパでヘルメットを被っている上に、 エンジンから熱気が登ってきて、あっという間にサウナ状態。 このままでは死んでしまう。 コンビニを発見したらそこに入って休憩することにしました。 が、ちっとも見つからない・・・。 コンビニって必要ない時はあちこちにあるのに、 必要な時に見つからないですよね。なんでだろう。 というか、コンビニなんぞ探さずにすぐに着替えればいいのですが 何故か止まりたくないんですよね。 私は道が分からなくても、地図見るために止まるのが面倒で 標識が見つかるまで走る続けて、結局迷子になる・・・ というのをよくやります。 こんな人が先頭を走っていていいのだろうか・・・。 やっと見つけたコンビニ。オアシスのようです。 結局サウナ状態で1時間ぐらい走りつづけてしまいました。 カッパを脱いで、ああ、気持ちいい。 苦行の後のお茶は美味いですな。 <><><><> さてさて、休憩も済んで再び佐野もといラーメンへ向かって出発。 野田を通り過ぎたあたりで16号線から県道17号へ入り、 利根川に沿って北上します。 北へ行けば行くほど良い天気。かんかん照りです。 よく、バイクは涼しそうだねーと言われるのですが、とんでもございません。 猛烈に暑い(熱い)のです。 エンジンの上に座ってるんですから・・・。 ぽちとま氏、BB氏のバイクは空冷。ないんあーる氏はフルカウルの大型車。 たぶん3人に比べれば私のバイクは涼しい方なんだと思うのですが、やっぱり暑い。 休憩してから50kmほど、みんなの意識が朦朧としてきた頃にやっと佐野に到着。 目的の店「万里」を探すが、道に迷ってしまいます。 先ほども書きましたが、先頭を走る私は方向音痴です。 佐野の町をうろうろうろうろして、やっとのことで到着。 <><><><> 万里に着くと、長蛇の列。しかもみんな家族連れ。 東京で行列の出来るラーメン屋というと 若者が並んでいるイメージがあるのでちょっと不思議。 佐野市内には200軒以上のラーメン屋があるというし それだけ地元の人に愛されているという事なのでしょうか。 店内に入ると、ラーメンのいい匂い。 これは期待できそう! という雰囲気満々です。 しかし順番はまだまだ・・・。 疲れてふらふらな私達には、酷な仕打ちであります。 店内の壁にはおやおや。野球選手の写真が一杯。 そう、ここ万里は西武の小関選手の実家なのです。 というわけであっちもこっちもライオンズの写真だらけ。 やっと座敷に通されて、雑談しながらしばし待つと・・・ とうとう来ました! 待ちに待った佐野ラーメン。 佐野ラーメンは青竹で打つ手打ち麺が特徴だそうで ふむふむ、確かに縮れて平たい感じ。ちょっと柔らかめ。 スープはやや油は大目だけど、鳥豚のオーソドックスな中華そば風。 なるほどなるほどこれはこれは。 チャーシューはぷりぷりしてかなりおいしかったです。 さっきまで話に花を咲かせていたのに、食べ始めると全員無言。 おいしくてスープも全部、一気に食べてしまいました。 これなら毎日通いたいです。 万里は佐野藤岡インターの近く。国道50号線から県道9号に入って 佐野駅方面へ向かってすぐの高萩交差点にあるのですが 車じゃないと行きづらい場所かも。 場所は大体 >>ここらへん です。 おいしくてついついお店の写真とか取るのを忘れてしまいました。 そんなわけで、残念、写真はありません。 <><><><> ラーメンを食べて大満足の一行は佐野厄除け大師へ ここでまたまた道に迷いやっと到着。ほんとに先頭変わったほうがいいんじゃ? 来てみて、第一印象。商売のニオイがぷんぷん・・・。 いえ、すっかり観光地なわけだし、がっかりするのはお門違いというもの。 お参りをすませて写真撮影。 この時間の方が長い。花より団子。 門の前でかしゃり。 (注) ↑社会人 一体この人たちは何しに来たのだか・・・。 いえいえ、旅の恥は掻き捨てというやつです。 さて、もう一軒食べたいラーメン屋さんがあるのですが なにしろさっき食べたばかり。おなかいっぱいです。 どうしたものか・・・。 企画者である私はラーメンの事で頭が一杯だったので なにも考えていません。 みなでしばし地図を眺め、佐野市北部にある 「出流原弁天池湧水地」に行く事にしました。 地図には日本名水100選とかいてあります。 ほうほう。おいしいお水も飲んでみたい。 <><><><> 今度こそ迷わないように、何度もシミュレーションを繰り返し出発。 ぶいんぶいん。30分ほど走ったでしょうか。 そろそろバイクの方もおなかが減ってきたようなので ガソリンスタンドへ入り、そこで地図を確認。 ・・・・。 やっぱり間違えているよ。 そんなわけで、来た道をちょっと引き返します。 途中、突発的にちょこっと寄り道(おい)。 JR冨田駅。 スイカは使えるようですが、見た事の無い改札機。 パタンと開閉する扉が無いです。 だから何? といわれると困りますが。 そこから更に迷って、やっと弁天様に到着。 ・・・。 似非中国? 自分は仙人だとかうそぶいているおじさんが居そうな感じ。 どうやらここで祭られている神様は蛇のもよう。 とりあえず、登ってみよう。 でも108段。ブーツには少々辛かったです。 高い所はちょこっと苦手。 正面に見える池が湧水なのかなんなのかよく分かりませんが 結局、名水を飲む事は出来ませんでした。 むー。残念。 次は再びラーメン。 <><><><> さて、ちょうど弁天様の上にいるときに時刻は午後6時を迎えました。 そろそろおなかも準備良し、と言ったところ。 というわけで、2軒目のラーメン屋さん「おぐら屋」へ向かいます。 おぐら屋は弁天様のすぐ近く。県道175号沿いにあります。 国道293号と県道175号の交差する >>出流原町交差点のあたり。 実はさっき前を通ったので、さすがに迷わずに到着。 お店に着いてみると、万里と同様ここも長蛇の列。そしてやっぱり家族連れ。 くたくたに疲れていたこともあり、並んでいる途中にお店の自動販売機で 思わず飲み物を購入してしまいました。 その名も「ジョージア・マックスコーヒー」。 千葉、栃木、茨城でのみ販売されており、その甘さは通常の缶コーヒーの10倍とも噂されるほど。 私も初めて飲んだときは、その常軌を逸した甘さにクラクラと来たものですが 大学時代を千葉県で過ごすうちに病みつきになってしまいました。 結構有名なのですが、飲んだ事が無い方は是非一度お試しあれ。 黄色い缶が目印です。 さて話は戻り、やっと私達の番になりました。 お店に入ると結構広い。 私はチャーシュー麺と餃子を注文。わくわく。 まずは餃子から頂きます。餃子はみんなで分けました。 一目見て思ったのが、大きい! ということ。かなり大柄です。 味もとてもおいしい。私はにんにくぴりぴりの餃子が大好きなので大満足。 これは注文する価値アリです。 ラーメンの方はというと・・・ 万里とはまた違い、かなりあっさりとした醤油味。 これまた香が良く非常に美味いのですが、ちょっとしょっぱい・・・。 だいぶおなかが一杯だったので、後の方は塩見が気になってしまい 残念ながらスープは残してしまいました。 麺類は汁まで完食、がポリシーだったのですが、無念。 おぐら屋さんの名誉のために念を押しておきますが とてもおいしかったのです。ただ、おなかが・・・。 <><><><> ラーメンを食べ終えた一行は、疲れと満腹感のため猛烈な眠気に襲われます。 食休みと、帰り道を考えるために近くの道の駅へ移動します。その名も、 「道の駅 どまんなかたぬま」 ・・・・。 失敗しました。写真を撮れば良かった。 とにかくすごいネーミングセンスです。 そして、なんとそこにあるトイレにも名前が! その名も 「オアシス」 やってくれます。どまんなかたぬま。 これも写真に撮れば良かった。本当に失敗しました。 いままであちこちの個性的な道の駅を訪れましたが、こんな所は初めてです。 今回はとっぷり日が暮れてしまい、お店は閉まっていましたが またいつの日かお手合わせ願いたいところです。 (ちなみに新しいらしく、私の持っている地図には載ってませんでした) どまんなかたぬまで小一時間休憩。 帰りは国道4号バイパスを使って帰ることに決定しました。 私は4号で東京まで。他のみんなは途中で国道16号に入るのでそこでお別れです。 <><><><> 夜の国道4号バイパスは真っ暗で、信号もほとんど無く高速道路状態。 私はこういう道を走っていると眠くなってしまうのでちょっと苦手です。 疲れたので先頭の人が入れ替わったりしながら走ると、 1時間ほどで16号との合流地点、埼玉県は庄和インターへ到着しました。 16号沿いのコンビニに入ってみんなとお別れしようと言うことになっていたのですが コンビニが見つかりません。 出た! コンビにはどうでもいいときにはたくさん見つかるのに、必要な時に無いの法則。 結局10kmほど走っても発見できず、反対車線側にある今朝カッパを着替えたコンビニに入りました。 ここで、しばしみんなと雑談し、名残惜しいですがお別れしました。 みんなありがとう。お気をつけて・・・。 <><><><> 地図で調べたところによると、近くの県道から国道4号に戻れるはずだったのですが やっぱりというかなんというか、迷ってしまいました。 なぜか変な林の様なところを走ったりして、 ついには自分がどこに居るのかも分からなくなってしまいます。 びくびくしながらカンに頼って南へ進み (というかカンに頼った結果がコレなんですが・・・) 涙が出そうになった頃、東京外環自動車道を発見したので その下を通って知っている道まで辿り着く事が出来ました。 東京からは第三京浜を使い、12時過ぎに帰宅。ふう。 みんなも無事に帰ったようで一安心。 <><><><> 心配していた天気もなんとかなり、事故も無く良かった良かった。 道に迷いまくってしまうなど反省点は残りましたが、 ラーメンはおいしかったしみんなも楽しんでくれたので 企画者としてもほっとしました。 私は一人旅が多いのですが、友達と行くのもまた楽しいものだなあ。 また行きたいな。 最後に。 レポ読んでくれた方ありがとうございました。 あいかわらずの駄文になってしまいました・・・。 もっともっと面白いものが書けるように努力するので、次回もよろしくです。 (それと、もっと早くアップできるように・・・) |
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